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すこし小腹が空いた時に読むブログ

長時間のフライトで快適に過ごす10の方法

私は今年で海外生活が7年を過ぎました。1年に1度日本へ帰国できる時もあれば、2〜3年に1度の時もありました。1回のフライトに10時間から13時間かかり、乗り継ぎ時間には3〜7時間かかります。

その他に家からバスで空港まで行く時間や、空港から電車で最寄り駅までの時間など全て合わせると、From door to doorで24時間程かかります。家に着く頃にはへとへとになっており、時差ボケが拍車をかけるので、体力が回復するまで3〜7日かかります。

海外へ移住した初めの頃は長時間のフライトに万全の準備をして行ったのですが、最近は必要最低限の物で済ませるようになりました。

今回は長距離フライトで少しでも快適に過ごせるようになるためのTipsを私の経験から紹介しようと思います。

  1. 予備の買い物袋を持って行く
  2. 予備の毛布をもらう
  3.  歯ブラシは必需品
  4. ボールペンとパスポートは一緒に入れる
  5. 100均のサンダルを持って行く
  6. 紙の本は持って行かない
  7. おやつを持って行く
  8. 旅行用枕があれば便利
  9. ウェットティッシュを持って行く
  10. トイレに行ったらストレッチをする

予備の買い物袋を持って行く

買い物袋は免税店で買った物を入れたりすることもできますが、私の場合はセキュリティーチェックの時に使います。冬など寒い時期にジャケットを着ている時に限りますが、海外ではたいていセキュリティーチェックで上着を脱ぐように言われます。その上着をトレイに中に直接入れてもいいのですが、トレイの中は綺麗ではありません。前の人たちが入れた靴などが入っていた物で、自分の脱いだブーツをトレイに入れなければならないからです。

海外へ旅行で行く場合は特に、少しおしゃれなジャケットを新調することがあるので汚れがついてしまうのは悔しいです。そこで私はセキュリティーチェックを通る前には必ず、自分の上着を買い物袋に入れてトレイにのせることにしています。チェックを通った後に買い物袋から出して着ればいいですし、その後に搭乗した時にもそのまま買い物袋ごと棚にしまえばいいのです。

経験談ですが、搭乗してから私は上着を買い物袋に入れて棚にしまいました。飛行機から降りてその上着を取り出した時に、買い物袋にしみがついているのを見つけました。多分、棚の中に入れていた時に誰かの荷物からしみでた何かがついてしまったのだと思います。でも汚れたのは買い物袋だけで、私の上着は無事でした。

もしも可能であれば、預け荷物の中に上着を入れてしまうのも良いと思います。たいてい飛行機の中や空港は暖房がきいていて暖かいので、上着は荷物になってしまいます。到着場所でスーツケースをピックアップして上着を取り出して着ればいいのです。

 

予備の毛布をもらう

搭乗し自分の席に着いてから飛行機が飛び立つまでに少し時間があります。その間にキャビンクルーが予備の毛布を配りにきたり、来なければ通りかかった時にもう一枚の毛布をもらうと便利です。私はそれほど潔癖症ではないのですが、旅行で素敵なハンドバックを持っていたりすると足下に直接置きたくないのです。そこで毛布の入っていたビニールの袋にハンドバックを入れ、予備の毛布を床に敷きます。そこでは裸足になることができるし、自分だけのスペースが確保されるので快適です。

友達同士で旅行にきた場合には、予備の毛布をシェアしてもいいかもしれません。

 

歯ブラシは必需品

歯ブラシと小さな歯磨き粉を持って行くと、長距離のフライトを快適に過ごすことができます。私の場合、24時間の移動中に一度も歯を磨かないのは耐えられません。飛行機の中のトイレでも、乗り継ぎ空港のトイレでもいいのですが、歯を磨くことでその後の快適さが全然違います。とてもリフレッシュできます。歯ブラシがかさばって嫌だと思う人はミントのチューインガムを持って行っても良いかもしれません。

 

パスポートとペンを一緒に入れておく

海外のフライトでは入国審査のイミグレーションで提出する用紙を記入しなければなりません。これは到着前に機内で配られるので、先に書いてしまった方が楽です。後になると面倒だし、忘れてしまいます。ここで重要なのがペンです。

以前に私はポールペンを持っておらず、機内で誰にも借りることができませんでした。飛行機を降りて入国審査の長い列に並んでいる時に、係の人にペンを借りられるか聞いたのですが持っていませんでした。用紙を記入するための小さなカウンターはありますが海外の入国審査場ではペンは置いてありません。さらにそのカウンターで書く場合にも列に並べないので最後の方になってしまいます。結局、係の人がどこかでペンを借りて持ってきてくれたので記入することができましたが、イミグレーションを通る時間を大幅にロスしてしまいました。

飛行機に乗っている間にパスポートとペンを手元に置いておき、入国審査の用紙に記入してしまうことをおすすめします。

 

100均のサンダルを持って行く

サンダルを持って行くのはかさばるので嫌な人がいるかもしれません。別にそれほど重要ではないのですが、私は先ほど書いたように予備の毛布の上に裸足になるので靴を座席の下に入れています。トイレに行く時にその靴を履いていけばいいのですが、ブーツを履いている場合はエコノミークラスの狭い座席スペースで靴を脱ぎ履きするのは大変です。

裸足のまま、もしくは靴下でトイレに行く人もいますが、飛行機の中のトイレはもちろん男女共有。床がきれいとはいえません。

以前はホテルなどでもらうスリッパを使っていましたが、100均のサンダルは旅行中のホテルの中やユースホステルに泊まる場合のシャワーの中などでも使えるので、私はいつも安いビーチサンダルを持って行くようにしています。

 

紙の本は持って行かない

長距離の移動では本をゆっくり読みたくなり気持ちはわかります。私も過去に何度も試みましたが、結局あまり読まないで終わってしまいます。乗り継ぎの時間でも買い物をしたり歩き回ったりするので読む時間はあまりないし、飛行機の中でも音がうるさくて集中できなかったり、暗くて読みにくいのです。そして紙の本はかさばるし重いのです。

長距離移動の飛行機の中では、Kindleが便利だと思います。薄くて軽いのでかさばらないし、暗くても文字を大きくしたり明るさを調節できるので読みやすいと思います。イヤーフォンをして周りの音をシャットアウトして集中することもできます。

 

おやつを持って行く

利用する航空会社にもよりますが、食事の量が少ない場合があったり、食事と食事の間がとても長い場合があります。キャセイパシフィックやエミレーツでは頼めばカップヌードルをサービスに出してくれますが、フィンエアーは何も出ません。お腹が空いて眠れないこともあります。もしくは、ドリンクが配られる際にワインやビールを頼むと、もう少しおつまみが欲しいこともあります。

私は小さなパッケージに入ったナッツや果物を持って行き、飛行機の中でお腹が空いた時に食べています。だだしこれは、現地に着いて税関を通る前に食べられなかった分は破棄するようにしましょう。見つかって罰金を取られてしまうので注意が必要です。

 

旅行用枕があれば便利

私の場合は、家から空港まで2時間半のバス、13時間とさらに4時間の飛行機の中での移動になるので、旅行用の首をサポートする枕を持って行きます。これはなくても気にならない人はいると思いますが、長距離移動の快適さが違います。座りながら眠る場合、首の位置が定まらないと肩こりが酷くなりその後の旅程に影響するからです。

飛行機の中で配られる枕は基本的に座席の腰のあたりに置くようにしています。枕を腰と座席の隙間に入れるだけで、腰痛を予防し、快適に過ごすことができます。

 

ウェットティッシュを持って行く

わざわざ買って持って行く必要はないかもしれませんが、私は持ち歩くようにしています。飛行機の中では食事の前におしぼりが配られることが多いのですが、その他にも乗り継ぎの空港で何かを食べる場合や、飛行機の中でコンタクトレンズを出し入れする際に使っています。

長距離移動では、思いのほか手が汚れます。スーツケースを運んだり、移動のバスに乗ったり、他の人と共有することが多いので、風邪やウィルスの予防にも何かを食べる前にはこまめに手を綺麗にすると良いです。

ウェットティッシュがない場合は、私は手の消毒液とティッシュを持って行きます。消毒液をつけるだけでなく、ティッシュで拭き取るようにすることで菌の繁殖を防ぎます。

 

トイレに行ったらストレッチをする

これは常識かもしれませんが、長距離フライトではストレッチやエクササイズをすることはとても重要です。疲れもすっきりするし、眠りを助ける作用もあります。トイレに行った際は用を足してすぐに座席に戻るのではなく、トイレの周りのスペースで5分程度のストレッチをすることを強くおすすめします。